必殺宇宙カラテ

GR IIの写真を載せます。時々フィルムも載せます。コズミック

入院していたGR II、退院初日に再入院決定でニッコリ

 RICOH GRといえば森山大道、あとホコリ問題。

 GRのレビューに置いて必ずといっていいほど見受けられるホコリの問題。分解すると保証が切れてしまううえに下手をするとサポートさえ受けられなくなってしまう可能性がある(と聞いております)ため、現状センサにホコリが付着した場合はサポートに送らなければいけません。叩いたり掃除機で吸ったりしちゃダメだぞ!(直接持っていける東京在住の方が本当に羨ましいです)。

 

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RICOH GR II  GR LENS 28mm / f2.8)

(電車の車窓から。窓に反射する光を見るたび、”科学の反射は科学の反射。哲学は反射に別の世界を観るんだよ”と教えてくれた理科教師を思い出します)

 

 

 

 

 

 さて、今月でGR IIを購入してから1年が経過しました。1年保証の期限が今月中旬頃と迫ったため、案の定半年ほど前からセンサ右上に付着していたホコリを思い切って取り除いてもらうことにしました。

 念入りに本体を清掃してから修理依頼表を記入。郵便局にはちょうどGR IIの外箱がジャストで入るゆうパックダンボール(100円?)が販売されているため郵便局で梱包、飛行機様に海を超えていただきました。

( ※リチウムイオンバッテリーが含まれる荷物は空輸ではなく陸輸となってしまいます。デジカメを発送する際はクレグレもバッテリーを除いてくださいね)

 

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RICOH GR II  GR LENS 28mm / f2.8)

(GRはカラーも素敵、接写は更に素敵…。GRでの接写、本当に楽しいですね。先日発表となったGR IIIではマクロモードの撮影可能距離が6cm-10cm、通常モードが10cm〜となっておりました。IIIではIIのマクロモードが常態化するのですね。進化っておっかない……)

 

 

 

 

 

 というわけでサポートに発送したのが13日。北海道からの発送のため到着は15日、修理完了の旨が19日に届き、21日に自宅へと帰ってきてくれました。到着と1年保証の期日が重なってしまうため無償修理は受けられないかもしれないな、と思っておりましたが今回は無償での修理としていただけました。サポートの方々の判断に感謝です。

 分解の際に後面ラバーを剥がさなければならない仕様のためか、後面のみグリップも張り替えてもらってました(センサクリーニングの際は毎度?)。

 

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RICOH GR II  GR LENS 28mm / f2.8)

(9月、北海道は地震により全道全域(東京から四国くらいまで)が全停電となる震災に見舞われました。筆者の居住地域ももれなく停電し、街が常闇に。街を照らしてくれる光源は自動車のヘッドライトのみとなり、一面だけが照らされ構造物が様々な形で浮かび上がる街は控えめに言って奇妙でありました)

 

 

 

 

 

 到着したはよいものの中々カメラを使う時間が設けられず、やっと使えたのが前日25日。意気揚々と外に持ち出してGRを起動。右上部にゴミなし、キレイ!ウフフ!数度シャッターを切る!ウフフ!画面中央にチ◯毛のような筋がくっきり浮かぶ!

 

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(何‥‥何してるの?)

 

 

 

 

 

 何だこれは、画面中央に◯ン毛のような針金状の筋が写り込んでいる…開放でもくっきり写っているし、しかもデカイ…これはレタッチでごまかせるような代物ではなさそうだ。

 慌ててレンズを覗いてみる。キレイ……。

 再度モニタを見直す。チ◯毛が鎮座している……。

 絞りを変えてみる……チ◯毛は元気そうだ。

 焦点距離を変えてみる……チ◯毛は元気そうだ。

 

 

 なんてことだ、、、サポートから帰ってきてたったシャッターを5回切っただけで不具合が再発してしまった!しかも今度は特大の◯ン毛だ!!なんてことだ!!!またサポートに送らなければならなくなるとは……

 

 

 

 

 修理表から電話番号を確認、震える手でサポートに電話をし、オペレータに以下のことを伝える。先日の修理より返送後5シャッターほどで不具合が再発したこと。外部に持ち出している間にゴミが入った可能性も考えられること。修理表に 「有料修理の場合、完成後6ヶ月以内の同一箇所に限り、無償修理をいたします」との記述があったため、藁にすがる思いで電話したこと。保証期間は2週間前に切れてしまったこと。

 オペレータより「現物を確認してから無償有償の判断をさせてほしい、とにかく着払いでこちらに送付願いたい」との旨が伝えられる。

 恐る恐るセンサクリーニング代金額を伺うと、「えぇ〜と……えっ!い、1万円です…」といささか相手方もドン引きしているような声色で死の宣告が(貧乏なのです)。善処していただけるかもしれないとほのかな期待をいだきつつ、ひとまず再度サポートに発送する旨を承諾し電話を終えた……

 

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RICOH GR II  GR LENS 28mm / f2.8)

(もう一枚北海道地震の写真を。車が明かりとしての役割を果たすとは、まさに目からウロコとはこのことなのだなと実感しました。ガソリン貯蔵量も怪しく信号も全て消灯してしまっていたため怖くてバイクを走らせることはできなかったのですが、今考えると少し、走ってみればよかったかな、と思います)

 

 

 

 

 

 ということで本日再度修理センターへとGR IIをドナドナ致しました。混入したゴミが修理環境で混入するものとは思えない大型のものなのでおそらく有償になるのではないかと思います、が、 分解即サポートお断りの規定かつ修理費に5桁円掛かる体制であるにもかかわらずこのホコリに対するザルっぷりはどうなのだ、リコーさん…。さすがに商売がアコギすぎるのではないか?とすでに支払う顛末を想定しつつ、サポートからの連絡を待つ日々に突入です。

 GRのホコリ問題、意外と闇が深い!

 

(※つい最近発表となったGR IIIには自動センサクリーニング機構が搭載されるようですね。手ブレ機構の搭載と相まっていやめでたい!ありがたい!死ね!)

 

 

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RICOH GR II  GR LENS 28mm / f2.8)